法律相談所 たいとう

たいとうちゃん通信
イベント、活動報告

大切ネット主催セミナー「21世紀の中小企業支援」のご案内

当事務所の弁護士佐藤香代が参加している、人を大切にする中小企業を支援する弁護士のネットワーク(大切ネット)のシンポジウムのご案内です。

「人を大切にする経営」とは、以下の5つの項目を、①から⑤の順番に大切にする経営実践です。

①社員とその家族、②社外社員とその家族(いわば下請企業)、③現在顧客と未来顧客、④地域社会(高齢者、障害者、など)、⑤株主

ちょっと、驚きの順番ではないですか?

法政大学院教授の坂本光司先生及びそのゼミ生の「坂本ゼミ」の方々は、こうした特徴を持つ企業の視察を重ね、顕彰して「日本でいちばん大切にしたい会社」(あさ出版)の書籍で紹介したり、大会で表彰したりする活動をしてこられました。

 

これらの企業では、経営者VS労働者という対立構造はありません。また会社ぐるみで社会貢献を目指しています。

しかし、そうはいっても資本主義経済の中で、これらを実践していくことは簡単なことではありません。士業のサポートが必要なときもあるでしょう。

しかし、21世紀の今もまだ、中小企業の経営者にとって、弁護士は、遠い存在、関わりにくい存在であるようです。

 

大切ネットは、若い弁護士が中心となって切磋琢磨し、人を大切にする企業とともに歩み、具体的に支援できる弁護士集団を目指します。

その第一歩として、「21世紀の中小企業支援~中小企業支援が社会貢献となる時代~」というセミナーを開催します。

 

今回のセミナーは、坂本光司教授と、東京弁護士会で人権大賞を受賞した小野寺利孝弁護士、お二人の話が一度に聞ける、大変贅沢な内容です。

小野寺弁護士は、残留孤児、じん肺、アスベスト、原発等多くの社会的な意義のある事件の中心で問題解決をしてきた弁護士です。

この小野寺弁護士のもう一つの顔である中小企業経営者を支えてきた実践を坂本教授のお話と共に、お聞きし、これからの企業法務のあり方を考えるセミナーとしたいと思っております。

きっと、刺激的な一日になると思います。

大切ネット シンポジウムぜひ、皆様、ご参加ください!

9月25日(木)13:00~ 時事通信ホール2階

参加費 弁護士 3000円、一般 1000円